2015年7月12日日曜日

元気な梅も赤紫蘇も。

写真は6月収穫間近の川原農園での梅の様子。
南高梅。

梅の下漬けは、大梅、小梅、小南高と3種類(ほかに比較のための自然食料品店で購入の有機JASの大梅も)全て終了し、ただ今赤紫蘇の作業中。

軸からはずし、丁寧に洗い、丁寧に塩もみして、灰汁を抜いていきます。

(実はこの灰汁の抜け具合でしぼり汁の紫の色彩が微妙に変化。とても美しいです。
去年も試しましたが、今年はしぼり汁を染物用に保存して、赤紫蘇の塩もみがすべて終わったら、生地や服を染めるつもりです。

この液体の色はとても美しいのですが、なかなかそまりずらく、草木染めの専門の方から今年は一工夫アドバイスをお聞きしたので、それを試します。
染める前から汁に酸を加えるとのこと。

梅仕事の副産物、こちらも楽しみです。)


赤紫蘇作業が始まる前も、赤紫蘇を加えていく期間にも、欠かせないのは、梅たちの様子のチェック。

「元気に元気に美味しくなあれ」と声をかけながら、樽のふたを開け入念に様子を見ます。

「そういう一言って大切だよね」と娘。

今年は去年よりさらに丁寧に1粒1粒焼酎で消毒をしたこともあり、そして梅酢のつかり具合を重しで調整していることもあり、本当に元気そうにしわが入り、ふわっと甘いいい香りが漂います。

文字通り、元気な梅たち。

暑い夏が到来して、土用干しが出来るよう、私も待ち構えています。

赤紫蘇もみはまだ続くけど。