2015年6月13日土曜日

元気な大梅の話し。

大梅は自家用でいつも漬けてるし、そもそも大きいので、小梅より作業はぐっと楽。
あの大きなヘタは取るのも嬉しい。

今年は毎年いただく和歌山の農家さんの梅は量は半分以下だけど代わりに(?)、
みて!この南高梅のプリプリぶり!
そんじょそこらのスーパーや自然食品店にはあり得ない力強さ。
近辺の自然食料品店やデパ地下や高級スーパーもチェックしたけど、
この元気で(ここがポイント)、完熟で、プリプリな大梅は見つかりませんでした。

無農薬でこんなに元気な梅が育つとはすごいことだし、それが可能なんだということですね。

杏のような香りで空間が満たされる。生でかじっちゃだめと知りつつ、食べたくなる。
元気な果肉を傷つけないように、丁寧にヘタをとり、洗い、お塩と出会わせます。

私も頑張って、夜更けも昼間も作業中。


今年の方針、決まりました!小梅、大梅、ゆかりちゃん!

今年も我が家に梅の薫りが漂い始めた。
梅の薫り以外に消毒用の甲類焼酎の香りもけっこう甘くて、むせる(^_^;)
作業後に、夫がハイボールでも作ろうかと言ってくれたけど、もう十分アルコールを嗅いじゃったので、感謝しつつ呑めない。

今年はやんちゃな三女が2歳になり、日中の梅仕事はまず、不可能。
(昨年は寝ている彼女をさらにおんぶして下漬けしていました)

作業を進めるための対策をいろいろ練ったのに、
幸か不幸か今年は何といつもの和歌山の農家さんの梅が、小梅も南高梅も含め、
去年の半分以下の収量。

自然相手の仕事は本当に大変だろうと思います。

さて、特に小梅の収量減は、昨年取れ過ぎたせいらしく、梅の木ではよくあることなんだけど、
小梅の品質を考えると、その農家さん以外のものを仕入れて、突然今年新たなな品種の小梅干しをこさえても自信をもって販売できるか?

小梅という出回りづらい品、しかも無農薬栽培のもの、はなかなか急には手に入らず。
(友人知人のつてで、熊本や和歌山など尋ねてもらいました。感謝!!)

ということで紆余曲折あり、小梅は昨年の5分の1ほどの量の販売になりそうです。
あっけなく下漬けを終えて寂しいです。
(写真:樽の中の下漬けちゅうの小梅。
量を1人で下漬けするので、完熟より少し青い状態で漬けていきます)

一先ず、同じ農家さんの違う品種の「小南高」という小梅をいれてもらうことには成功。
来週半ばには到着する予定で、楽しみです。

そして、小梅が品薄なので、同じ農家さんの大梅を商品化することにしました。
毎年、自家用に漬けている大梅を、ちょっと丁寧に漬けます。

名前はやっぱり「大梅ちゃん」になるかな?!
ラベルのデザインは、小梅ちゃんと友人デザイナーにお願い出来ました(やっぱり感謝!!!)
新しいラベルが楽しみ。

小梅ちゃん、大梅ちゃん、梅シソのゆかりちゃんの三本立てに、梅酢も販売しちゃおうかなと、ワクワクします。
梅酢の瓶を選ばないと。

ゆかりちゃんは、昨年、隠れた大ヒット作ながら、あまりに量が少ないのに、
1パックの量をうっかり多めに設定してしまったせいで、瞬く間に完売してしまったのです。

シソの下漬けスケジュールも今検討中です。その話はまた今度!